端材活用プロジェクト|株式会社プレックコンポーネント

端材を活用した巣箱

 そもそも、端材活用の発端が巣箱でした。端材を単に引き取ってもらうにはもったいない。何かに再利用できないかと日ごろから思案していた辻(現社長)が、巣箱を作ってみようと提案したことから端材活用が始まりました。

 弊社は自然に囲まれた山間部に位置するため、野生動物に遭遇することは頻繁にあり、鳥獣の類は日常茶飯事です。鳥に関しては季節に応じて、ウグイス、つばめ、ヒヨドリなど敷地内を飛びあるいは歩きまわっています。

 巣箱に使ったツーバイフォー材は厚みが38mm程度あり、そのまま巣箱を制作すると重くなり実用的でないため、棚板程度の厚みまで加工して使用しました。
 
 






 とりあえず1個製作して、事務棟のある敷地内の木に設置しました。2020年の10月頃でした。既に巣つくりの時期ではなかったため、来年に期待しようとそのまま放置しました。









4月のある日。巣箱周辺に鳥の姿と、巣箱に出入りする光景を目にして驚きました。巣作りを始めていたのでしょうか。頻繁に出入りする姿を見かけるようになり、最近では巣箱の穴から首を出して周囲を見回す姿を社員の多くが見かけるようになりました。



  鳥の種類に詳しい者がいないので不明ですが、スズメ目シジュウカラ科のいずれかではないかと思われます。