端材作品コンテスト|株式会社プレックコンポーネント

2021年 第二回端材作品コンテスト




 このコンテストは一昨年から取組んでいる活動です。端材の有効利用を目的として社内で端材を利用した作品を募集しています。作業の合間や色々な時間を制作の時間にあてて作っています。将来は中学校や高校でもコンテストを開催してもらうために端材を提供できるようにしていきます。作品作りを通してツーバイフォーの魅力を感じてもらい、将来的には業界の一翼を担う人材に成長してもらいたいと考えています。

 今回も全社員による投票を行い、獲得票の多い作品から優秀賞を決定して表彰しました。では作品を紹介していきましょう




最優秀賞



今回の最優秀賞はミニドレッサーです。端材と市販の部品を組み合わせて、手のかかった作品となっています。


蓋をあけるとミラーとトレイ、そしてその下には引き出しと一通り揃っています。お子さんの希望で作ったそうです。




優秀賞





優秀賞の一つ目はミニベンチです。SPF材の幅調整のためカットして生じた端材で制作しています。


小さなお子さんが使うサイズになっていますので、お父さんの日曜大工にピッタリです。




優秀賞の二つ目は、スマートフォンスピーカーです。合板を上手く組み合わせています。



スマートフォンを置いて聞いてみると、なかなかの音量と音質。初めての制作とは思えない出来栄えです。




優秀賞の三つ目は、ダンベルです。LVLを上手くカットして柄を表現しています。




木製なので軽いのですが、軽いダンベルを必要とするリハビリもあると聞ました。色々と利用できそうです。



優秀賞の四つ目はいろんなアクセサリーです。合板を加工して布で装飾しています。絵馬やペンダント風の物などが見られます。




合板を小さくハート形に切り抜いたイアリングもありました。






その他の作品




SPFの端材を額縁に加工してあり、市販のコルクボードと組み合わせてコースターにしてあります。




LVLの端材を丸く切って表面を磨いてあり、ペーパーウエイトやコースターとして使うことを想定しています。




SPFの端材を使って、スマホスタンドにしてあります。スマホが置けるよう台をくり抜いてあります。




合板をカットして5面で上下を制作し、筆箱風の入れ物にしてあります。




SPFの端材の厚みをそのまま使って腰掛を制作しています。




I型ジョイストをカットして重ねて固定しています。この端材で簡単に書類棚が作れます。




米松の土台の表面を斜めにカットして、ペン立て風に加工してあります。




針葉樹合板を使って工具箱を制作しています。9mmの合板ですから釘打ちは難しいです。木工ボンドとタッカーでも固定できます。




針葉樹合板とパーティクルボードを使った書類入れです。書類入れは端材で作ることのできる筆頭の作品です。




これも針葉樹合板を使ったおもちゃ箱です。お子さんでも持ち運びできるサイズにしています。




おもちゃ箱の下には引き出しも備えています。




SPFの厚みをそのままに制作したこども用の椅子です。端材をそのまま利用した作品となっています。




そこそこ重量もあり、公園などにおいても安定感があります。




SPFそのままとパーティクルボードで制作した棚です。




SPFの厚みを利用して溝を彫り、パーティクルボードを差し込みました。




SPFの厚みを利用してジェンガ風に加工したものです。




このように形を整えるためにはカットソー等の機械が必要になります。




DIYの雑誌で良く見かける子ども用の椅子です。




SPFの端材を挽割って鉋かけした材料で制作しています。少し手間のかかった作品です。